地球温暖化防止に貢献する、環境に配慮した植物由来の「バイオマスプラスチック」を使用
『アクロボールTシリーズ バイオマスプラスチック』、
『フリクションボールノック05 バイオマスプラスチック』発売
人気の定番「アクロボール」と「フリクション」に環境に配慮したノベルティ専用商品を追加
近年、各企業は持続可能な開発目標(SDGs)の達成への一環として、環境への配慮や各種対応が求められています。当社では、2020年12月に海洋プラスチックごみをリサイクルした再生樹脂を使用した油性ボールペン「スーパーグリップG オーシャンプラスチック」を発売し、発売から1年でノベルティを中心に100万本を超える販売実績をあげるなど、市場からご好評いただいています。今回、植物由来の有機資源「バイオマスプラスチック」を本体の一部に使用したボールペン2製品をノベルティ専用商品として発売し、環境対応商品のラインアップを強化します。
商品は、なめらかな書き味とカスレのない書き出しが特長の低粘度油性インキ「アクロインキ」を採用した油性ボールペン「アクロボールTシリーズ」と、摩擦熱で筆跡を消去できる筆記具「フリクションボールノック05」の人気の2商品をベースとし、とうもろこしや小麦などの穀物を原料にした「バイオマスプラスチック」をボディの後軸に使用しました。ボディの後軸は、日本バイオプラスチック協会(JBPA)が定める「BP(バイオマスプラ)マーク」の認証(部分限定認証)を取得しています。ボディカラーは、バイオマスプラスチックの原料である植物をイメージしたグリーンを基調としており、側面に企業名などの名入れが可能な仕様です。
カーボンニュートラルな素材を使用した製品のため、ノベルティとして採用した官公庁や企業、団体は、石油などの化石資源の使用量を削減し、地球温暖化防止に貢献できます。
バイオマスプラスチックとは
石油などの化石資源を除く、植物由来の有機資源を原料にしたプラスチックのことを指します。とうもろこしや小麦などの穀物を原料にしたバイオマスプラスチックを用いることで、石油などの化石資源の使用量の削減に貢献できます。
また、カーボンニュートラルな素材であるため、地球温暖化の防止にもつながります。
カーボンニュートラル」とは
バイオマスプラスチックの焼却処分時にはCO₂(二酸化炭素)が排出されますが、原料となる植物の成長過程にてCO₂を吸収するため、大気中のCO₂の増加を抑えることができます。
BPマークとは
日本バイオマスプラスチック協会(JBPA)が定めるシンボルマークです。バイオマス度と安全性の基準を満たした製品にのみ使用が認められます。
当社の環境への取り組みについて
当社は、環境負荷低減と循環型社会の実現へ向け、これまでも製品を通じて、製品を使い捨てにせず、廃棄物を削減する「インキの詰め替え・補充式」の採用や、リサイクル等、資源の再利用を推進することで、限りある資源の有効活用に取り組んでまいりました。加えて2020年4月より、外部の専門会社の協力を得て、社内で使用済みの筆記具を回収してリサイクルするプログラムを実施し、筆記具の廃棄量削減を通じたプラスチックごみ問題に対する取り組みも進めております。当社は、「書く、を支える。」企業として、企業活動を通じて環境に与える負荷を可能な限り低減し、循環型社会の実現に向けた取り組みを強化しております。
主な特長
① ボディの後軸にとうもろこしや小麦などの穀物を原料にした「バイオマスプラスチック」を使用したボールペンをノベルティ専用商品として発売します。石油などの化石資源の使用量削減や、大気中の二酸化炭素の総量増加を抑制する、カーボンニュートラルな植物由来の原料を使っていることから、地球温暖化防止に貢献できます。
※なお、生分解性プラスチックでは無い為、自然には分解されません。
② なめらかな書き味とカスレのない書き出しが特長の低粘度油性インキ「アクロインキ」を採用した油性ボールペン『アクロボールTシリーズ バイオマスプラスチック』にはボール径0.5mm(極細)と0.7mm(細字)の2タイプを、摩擦熱で筆跡を消去できる筆記具「フリクション」シリーズの『フリクションボールノック05 バイオマスプラスチック』には0.5mm(極細)をラインアップしました。いずれもインキ色は黒です。
③ 環境に配慮した商品をノベルティとして採用することで、当社のみならず官公庁や企業、団体も地球温暖化防止に貢献できます。