株式会社サスティーンの成田聡雨でございます。
今日の東京は、柔らかい陽射しに包まれて、過ごしやすい1日となりました。
雨、風がなく、雲もゆっくり流れている軽く透き通った青空です。
こんな日は、一年を通じても少ないように感じます。
夕方より年末諸事の挨拶回りのため西日本へ移動が今、決まりましたが途中の富士山が楽しみです。
さて、タイトルの『自信と自惚れ』ですが、最近の飲み会でスタッフと話した内容で、日常生活や仕事でも、自分のバランスをとる際、効果を発揮するマインドアップ方法となりますので、他スタッフに向けて書き綴りたいと思います。
まず、そもそも『自信って何?』と問いかけた時、私の見解では、『何かをやり始める際、気持ちに迷いがない状態』です。
また『自信』は、遠い過去での大きな実績ではなく、小さくても直近の実績が影響するように感じます。
例えば、営業であれば新規受注をした後は、足取りが軽く、対応も普段より溌剌としていることが多いと思います。
ゴルフであれば、ひとつ前のラウンドがパーで上がれ、オーナーでティーショットを打つ時は、いつものティーショットより視界が広く感じます。
自信があるときは、これから取り組もうとする何かが、良い結果になる確信があり、もしくは良い結果に恵まれるまでの粘り強さと忍耐があり、身体も心もリラックスした状態にあると思います。
一概に、心に迷いがない時は、多くの言葉を必要としなくなるのも、良い結果の訪れに疑いがないからだと思います。
では『自惚れ』とは、何か。
自信がある時と自惚れてる時、両者とも覇気があり、似ている部分もあるのですが
ただ一点、大きく違うことは、自惚れている状態は、言動の節々で『油断』が垣間見れます。
この『油断』がある時、自分に浸れたり、休息できたりすることもありますので、全てがマイナスという訳ではないのですが 笑
自分を昂(たかぶ)らせないと、覇気を維持できない状態になっていることもあります。
なので、私の中では
・自惚れ=自信+油断
と考えています。
『油断』は、ケアレスミスを生み、複数回立て続いたケアレスミスの後には、ハインリッヒの法則通り、やがて大きなミスに繋がって、自信を失います。
一度、失った自信を取り戻すには、地道なコツコツとした努力で、小さな成功、実績を積み重ねていくしかないのですが、
油断し緩まった気持ちを、もう一度、引き締め直すことは非常に難しいように感じます。
油断があると大きな結果に恵まれるその時まで、忍耐を維持することが難しくなるのも、自惚れている状態の特長でもあります。
何かをやり遂げる確信を持って、決して油断せず、地道に努力を継続し、周りの意見に耳を傾ける謙虚さと、それを取捨選択する勇気があれば、
下手なノウハウや虎の巻もあまり必要ないようにも思います。
世の中にあるもの、たいてい代用があったり、代用がきいたりしますが、自分の努力、積み重ねに代わるものは、きっと見つからないように感じます。
こんな大それたお話を、分かったように書き綴った以上、部下への示しも必要です。
私自身も初心に立ち返り
自信と謙虚さを持って
出張、顔晴(ガンバ)ってきます!
感謝
成田聡雨