うなぎのぼり

株式会社サスティーンの成田聡雨でございます。

突然ですが、先週の日曜日(7/26)、偶然にも虹をお見かけいたしました 笑
そういえば関西で活動しているころに比べて
東京では虹を見かけることが多くなったような気がします。
(一年に数回は見かけます)

少し調べますと
必ず太陽とは反対側の空に現れる虹は
雨上がりの朝や夕方に目にすることが多く
太陽光が空気に含まれる水滴のなかを通ると
屈折したり、反射したりすることで光が分解され、虹色の帯に見えるそうです。
(確かに日曜日にお目にかかれた時間も夕方でした)

虹には『幸運』や『縁起の良さ』に繋がるジンクスが多数あるようですので
添付の通り、記念に撮影いたしました。
ほんの数分間でしたが大切にしたい出来事となりましたのでご紹介だけ差し上げます。

さてタイトルの『うなぎのぼり』ですが
一般的には『物事が急激に好調になり、勢い良く上昇する様子』などを示唆する際に用いることが多い表現です。

実際にウナギ(ニホンウナギ)が滝を登るのかどうかの研究を九州大学様が行ったようで
私も驚いたのですが、ニホンウナギが、鹿児島県の網掛川にある龍門滝を登って上流まで移動していたことが明らかになったそうです。
(なんとウナギが登った龍門滝の高さが46メートル!とのこと。笑)

そのニュースを見て
『鯉やアユが清流の小さな段差を飛び跳ねながら登っていくかのように、ウナギも46メートルの龍門滝を強烈な水流に負けずに登り切ったのか!?ウナギって凄まじい泳力だな、ヒレとか小さいのに・・・』
とイメージしたのですが 笑

ニュースを続けてみていますと、どうやらそういう登り方ではなく 笑
ニホンウナギは、エラの他に皮膚呼吸ができるため
体と周囲が湿ってさえいれば陸上でも移動可能とのこと。

46メートルもある龍門滝の壁面は、ほぼ垂直ですが
岩肌のデコボコや湿気のおかげで
コケが茂って昇りやすい条件を満たしているらしく
ビル14階くらいの高さがあるほぼ垂直の岩壁をウナギが這うように登り切ったようでした。笑

何時間、いや何日かかるのでしょうか。笑
5〜6センチほどの稚魚が海から川に移動し
10数年かけて約1メートルまで成長するニホンウナギですが
大きくなるほど、ひとつの場所に留まるようになるので龍門滝を遡上するのは
サイズ的にも小さいウナギのようです。

いやはや、感心させられました。

真意は定かではなく、私の勝手な見解ですが
一般に用いる『うなぎのぼり』という表現は
傍から見ると『物事が急激に好調になり、勢い良く上昇する様子』にみえる事柄でも
実際は岩肌を粘り強く登り切るような取り組み、いわゆる水面下での努力が
最後の最後で報われた一瞬の状況をも含んだ意味合いなのかも知れません。
(『ローマは三日にしてならず』ともいいますので、、笑※こちらのコメントは、あくまでも私の深読みで憶測です 笑)

周りの皆様の温かいご対応が重なって
あと3日(今週末の2020年8月1日)で株式会社サスティーンも
創業から丸13年となり、14年目の夏を迎えます。

設立10周年を迎えた時の気持ちに今一度立ち返り
(10周年ご挨拶:https://www.sus-tain.com/news/20180206/
決してニホンウナギの滝登りに影響を受けた訳ではございませんが
ゆっくり、じわっと頑張りを積み重ねていきたいと思います。

感謝

成田聡雨